「啓蟄」という言葉と「臭覚の鍛え方」

こんにちは、看護師の高木です。

少しづつ春を感じさせる日が増えてきていますね。

突然ですが、皆さま「啓蟄」という言葉をご存じですか?

「啓蟄」は、季節を表す言葉のひとつです。読み方は「けいちつ」です。

啓蟄の啓は「ひらく」、蟄は「土中で冬ごもりしている虫」という意味があります。

「啓蟄」は「冬眠していた虫が、春の訪れを感じて土の中から出て来る頃」という意味になります。

啓蟄は、暦の二十四節気のひとつです。

ちなみに、二十四節気とは、一年間を24等分したもので「立春」や「夏至」などもそのひとつです。

二十四節気は、太陽の動きと位置から算出されるので、啓蟄は毎年必ず同じ日付にはならないのです。

2021年の啓蟄は、3月5日(金)から春分の日3月20日(土)の前日までになります。

せっかくですので、私も天気の良い日は、春を探しに散歩へ出かけようと思います。

「臭覚の鍛え方」をお伝えします

前置きが長くなりましたが・・・本日は、前回の続きで「臭覚の鍛え方」をお伝えします。

まず大切なポイントは、日頃から鼻腔内をキレイに洗浄して、ニオイを嗅ぐ習慣を身につけます。

「これは、どんなニオイなんだろう?」と意識を集中して鼻に当ててみてください。

シャンプーのニオイ、香水のニオイ、花のニオイ、部屋の匂い、体に染み付いたニオイなど、意識的にニオイ嗅いでみると、臭覚が研ぎ澄まれてきます。

いいニオイを嗅ぐと、香り成分が鼻の粘膜に付着して、電気信号となり「大脳辺縁系」という快、不快などの感情に関わる部分に伝えられます。

いいニオイを嗅ぐと反射的に心が穏やかな気持ちになります。

いいニオイは、最終決定権を下す力があると科学的にも立証されています。

例えば、ビジネス空間でいいニオイを使い分けることで良い結果に繋がる可能性が生まれるでしょう。

化学的に合成されたニオイよりも、天然由来の精油や本物の植物などを蒸留や絞ってとった香りの成分のアロマ適切にを活用することをオススメします。どうぞお試しになってください。

では、次回は「味覚の鍛え方」をお伝えします。お楽しみにお待ち下さい!

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