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日差しを遮って熱中症対策を!

こんにちは!OTの芝西です!

8月は今まで以上に暑い日が続いていますね。

東京都心の年間の猛暑日日数は、これまでの最多記録は13日間で(1995年と2010年)、1875年の統計開始以来、歴代最多日数を更新しているそうです。

また気象庁から9月も残暑が厳しくなる可能性があると発表され、まだまだ暑い日は続いて行くと考えられます。

そのため今回は夏を安全に過ごすポイントの一つとして、日射遮蔽のことについてお話しようと思います!

外気の熱は窓から入って来ます

外から部屋の中へと伝えわる熱の流入割合として約70%が窓から(平成4年省エネ基準で建てた住宅モデル)と言われているそうです。

その他、外壁13%、屋根9%、換気5%、床2%と圧倒的に窓から熱が入ってきます。

窓ガラスを透過した光が、室内の物体(カーテン、床、壁、家具など)に当たりその温度が上昇、それらの熱が伝導・伝達し室内空気を暖めていきます。

そのため、窓に対してしっかりと外部から日差しを遮ることが大切になります。

外付けのシェードやブラインドなどの商品もありますが「簾(すだれ)」は昔から使用され、壊れ易いという欠点はあるものの安価であり1番導入しやすい物の1つです。

その他、グリーンカーテンや植木などの植栽などの方法もあるようです。

窓の室内側に設置されたカーテンやブラインドは、真っ白以外の物では反射率が低いため全て熱になってしまい室内の温度上昇を大きく予防することはなかなか難しいようです。

一方、鏡や金属の光沢面のような高反射率の素材では光を熱とする事なく再び屋外に輻射放熱されるためアルミ光沢の車のサンシェードなどは室内設置でも効果があるとのことで、屋外に遮蔽物の設置が難しい際は一時的に使用してみるのも良いかもしれません。

方角によっても日差しの量が違って来ます

次に1日を通した家に差し込む日光の量を考えると、南側は日当たりが良いイメージがありますが、夏は太陽高度が高くなるため部屋の奥まで陽が差し込まないため、日射量としては南側よりは東西側の方が多くなるようです。(東>西>南東>南西>南>北東>北西>北)

熱中症の発生場所の割合として最も多い約40%が住宅等居住場所となっています。

土地・周囲の環境、建物の形など、それぞれお家の状況は違ってくると思いますが、窓の差し込む日光の量を意識して対策を行うと冷房効率も良くなり少しでも快適に過ごせ、熱中症のリスクを減らす事が出来るかも知れません!