いろは質問箱
いろは質問箱~訪問看護・リハビリをしていて悩んだことは?~第8回
回答者:岡部さん(看護師)
進行する疾患をお持ちで、訪問看護は絶対に介入必要という状況の利用者様でしたが、ご自宅というパーソナルスペースに他者を入れる事に強い拒否感を抱かれておりなかなか看護師の介入を受け入れていただけない時は悩みました。
しかし、逆の立場で考えた際、信頼が置けない人物が自宅に上がる行為は確かに不安になるなと感じ、まずはご本人様の思いや言葉を傾聴し受け入れ、人間関係を築く事から始めた所、介入1が月を過ぎる頃には看護師を笑顔でお迎えいただけるまでになった経験があります。
在宅において、病棟とは違い利用者様お一人お一人のプライベートの場での看護の提供となり介入の行い方も病棟勤務の場合と違い、利用者様の生活に沿ったケアが必要と学ばせて頂く良い機会となりました。
在宅看護と病棟看護の違いに日々勉強の毎日ですが、より良い在宅看護が提供できる様邁進したいと思います。