素朴な疑問
素朴な疑問~Q12~ 訪問看護の際に注意している感染症対策は?
回答者:岡部さん(看護師)
当ステーションでは看護師が持ち歩く端末に感染症マニュアルがインストールされており、定期的に感染予防対策の振り返りが適宜行えるようにしております。
訪問介入開始時、各ご家庭の洗面台をお借りし手洗いを実施させて頂き、(手洗い石鹸やペーパータオルは持参いたします)外部より感染源の持ち込みを最小限にする取り組みを行っております。
また、飛沫感染を予防するためマスク着用の徹底、室内窓空け換気を行い空気感染の予防も心がけております。また体温計・酸素飽和度を測るサチュレーションモニターなど利用者様共有使用の機器については、毎回消毒を行い接触による感染予防も行っております。
感染症発症の利用者様へのご訪問の際は、国が指定しているガイドラインに則り対応、感染症分類にあわせ、訪問日程の調整や予防具(フェイスカバー・ガウン・N-95マスク等)の装着、菌の拡散や流出の発生がないよう対応しております。
当訪問看護ステーションでは、1日約2〜6件のご訪問を実施させていただいているため、看護師がまずは感染源とならないよう日々健康管理に留意し、元気に利用者様の元へお伺いできるよう心がけております。