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“推し活”で楽しく健康な生活を!
こんにちは!
作業療法士の日吉です!
最近は朝晩が涼しくなって、訪問に周っているとどこからともなく金木犀の香りがふんわり香ってきて清々しい気分で日々を過ごせている今日この頃です。
今回のブログは何を書こうかなと考えていたところ、たまたま見かけたネットニュースを見ていた際、ある記事に目が止まりました。
“推し活”で要介護度が3から1に…!
『“推し活”で要介護度が3から1に…』こんな取り組みが全国各地の高齢者施設で“推し活”が広がっているとのこと。
これは、サッカーチームと協働し、施設で応援イベントを開催するというもので、最初はたまたまお孫さんに名前が似ているという理由や活躍する選手がお孫さん世代という理由からそれぞれが推しの選手達を応援するようになり、試合当日だけでなく、試合前には応援グッズ作り・部屋の装飾、試合後には思い出を日記に書き、選手との交流会を開くなど多くの楽しみが出来たそうです。
「推し活のための作業」が新たな楽しみや生きがいとなり、普段は杖歩行の方が杖を忘れて選手へ駆け寄って行ったり、認知症を患っている方がスペイン語の勉強を始めたりと、身体的にも精神的にも効果を発揮しているとのことでした。
訪問リハビリの利用者さんに趣味についてお聞きすると、「以前はよくやっていたけど、目が悪くなったから…」「肩が凝っちゃうから…」等々の理由で今は、積極的にに取り組めていなかったり、意欲自体が減退したりと活動性が低くなっている方を多く目にします。
皆さんの健康上の問題がない状態で日常生活を送る「健康寿命」とともに、幸せに生きられる「幸福寿命」へもアプローチできるリハビリを提供していきたいと改めて思わせてもらえたニュースでした。
これからもよろしくお願いします!